けさ、スーパー玉出で買い物をしようと外に出た。
雨がしとしとと降っていた。
近くにある空き地のフェンスの脇に紫の花が咲いているのが見えた。
「よし、雨に濡れた紫の花を撮ろうじゃないか」と思った。
その花は近くのコインランドリーを経営している女性が育てているものだ。
私がカメラの機材を携えて洗濯に行くので、その女性は私の趣味が写真であることを知っている。
1カ月ほど前、その女性に「あそこの鉢植えに紫の花が咲くので撮ってね」と言われた。
撮れと言われれば、それに応えるしかないじゃないかと、チャンスをうかがっていた。
雨の朝は、絶好のチャンスとなった。