落ち葉のベッド

きのうの朝、西成の商店街の脇にある木造アパートにいた猫

きのうの朝、出勤の途中で西成の商店街の脇に立つアパートの前を通った。

玄関の扉が閉まっていた。

顔なじみの猫には会えないなと思いながら、庭の植え込みを見たら、姉妹の猫のうちの一匹がいた。

その猫は落ち葉の上に陣取ってうとうとしていた。

その姿を見て、「落ち葉のベッドですか。こりゃまた風流なことで」と声を掛けたくなった。

落ち葉のベッドで眠る猫。この季節の朝は、アパートの中にいるより、外の日陰のほうが快適なんだろう