恐るべき進化

 

上の2枚の写真は、きのうの夕方、東大阪市役所の北にある公園で撮ったものだ。

シャッターを1回押して撮った2枚の写真は、同じように見えて明らかな違いがある。

2枚目の写真は背景がかなりぼけている。

 

実は数日前に勤務先のマンションに住んでいる人と写真の話をした。

その人が撮影したペットの写真の背景がぼけていたので、「これはちゃんとしたカメラで撮ったんでしょう」と聞いたところ、「スマホのカメラをポートレートモードにして撮ったんですよ」という答えだった。

ポートレートはレンズ交換式のカメラを使い、明るい単焦点レンズで撮るものだと思っていたので驚いた。

 

ということで、きのう、又三郎をモデルにしてスマホポートレートモードを試したというわけだ。

通常のモードの写真も記録されていて、効果を確認することができた。

背景のぼけは想像を超えていた。

スマホのレンズは焦点距離が短いので、簡単にはぼけない。

何らかのデジタル処理が行われているのは間違いないが、その詳細はわかるはずがない。

「恐るべき進化だ。この先、写真はどうなっていくんだろう」と、ちょっとしたとまどいを覚えながら写真を処理した。