氷の針が描く芸術

きのうの朝、大和川に降りた霜

きのうの朝、大和川へ行った。

川べりに着き空を見上げると、雲がほとんどない快晴で、「こりゃ間違いなく冷え込む。電車のあとは霜だな」と思った。

案の定、電車を撮る手がかじかむような寒さになった。

 

そして朝日が昇り、電車の撮影を終えて、霜に目を向けた。

すぐそばに緑の葉があり、そこにびっしりと霜が貼り付いていた。

それを接写した。

すると霜が氷の針のような形であることがはっきりわかり、緑の葉と相まって、意外なほど美しかった。

「氷の針が描く芸術だな」と思いながら撮り続けた。

霜をまとった緑の葉

朝日を浴びて、葉に貼り付いた霜も溶けようとしていた