大和川の粋なあいさつ

けさ、大和川に架かる阪堺電車の鉄橋を渡るチン電

きょうとあすは連休で、やりたいことがやれるだけの余裕がある。

ということで、初日のきょうは大和川へ行った。

狙いは阪堺電車の鉄橋を渡るチン電のシルエットだった。

 

きのうの夜、天気予報を見たところ、けさは快晴の予想で、「雲がないと空が染まらないかな」と思っていた。

大和川へ行ってみると、その通りの快晴だった。

ところが、徐々に雲が広がり、天気予報を見ると雨のマークがあった。

「なんだよ。それが大和川の新年のあいさつかよ」と思った。

それでも雨が降るまではと粘っていると、厚めの雲も含め、東の空全体が鮮やかに染まった。

大和川の粋なあいさつだな」と思いながら、チン電を撮り続けた。

スタンバイしたのは、日の出の時刻(きょうは午前7時6分)の40分以上前だった。東の空は「こんなに早くから染まるのか」と思うような色だった

やがて空も川面も赤く染まった。すでに上空に雲が浮かんでいて、「なるほど。これが雨を降らす雲なんだな」と思っていた

雲が徐々に低く垂れ込めてきて、空から鮮やかさが失われ渋さに変わった。これはこれで趣があり、「雨が降り、これで終了になっても御の字だ」と覚悟を決めた

雨を降らせるだけだと思っていた雲が鮮やかに染まり、朝日が顔を出した

最後はこれ。きょうは大和川のさまざまな表情を見ることができ、「今年の大和川は幸先のいいスタートが切れたな」と思った