際立つ赤

きのうの朝、歩道の脇で見た赤い実

きのうの朝、天王寺公園で白梅を見たあと、地下鉄の恵美須町駅まで歩いた。

その途中、料亭の脇の歩道を通ったとき、黄色いフェンスの前に赤い実と赤い葉があるのが目に入った。

フェンスは竹を模した樹脂製で、趣は感じられなかったものの、その前の赤を際立たせていた。

朝めしをどこかで食べようと急いでいたが、「こりゃ、めし抜きだな」と立ち止まった。

赤い葉はカエデで、赤い実はナンテンだ。竹は作り物だが、葉と実は本物だ

料亭のフェンス沿い。カエデの赤い葉が存在感を放ち、ナンテンはその脇で控えめに実をつけていた