きのうからけさにかけて、雨が断続的に降り続いた。
きょうは朝の天気予報を見て、「通天閣に虹がかかるかも」と思い、普段より1時間以上早く家を出て、天王寺公園へ向かった。
しかし、東の空に雲の切れ間がなく、虹はかかる気配すらなかった。
仕方なく、狙いを終わりに近づいた紅葉に変えた。
細い雨が時折落ちてきて、公園の木々を濡らしていた。
「雨の滴が下がった葉を探そう」と歩いたところ、小さなカエデの木の葉に滴が見えた。
葉は真っ赤に染まり、今が盛りといえる鮮やかさだっだ。
赤い葉が雨に濡れる姿は見応えがあった。