きのうの朝、普段より1時間近く早く家を出て、天王寺公園へ行った。
紅葉は終わりかけていても、その下に広がる落ち葉のじゅうたんが見られると思っていた。
しかし、この公園は管理がしっかりしていて、掃除も行き届いているので、じゅうたんといえるような落ち葉はなかった。
「まあいいか」と思いながら、普段はあまり行かない歩道を歩いたところ、「まだ終わっちゃいないぞ」と訴えているような木が目に入った。
朝日を浴びて、黄色と赤の紅葉が鮮やかだった。
その姿を見て、「気を吐く紅葉だな。紅葉は終わりかけだけど、終わったわけじゃないな」と思った。