暑中お祝い申し上げます

けさ、勤務先のマンションの近くにいたクマゼミ

けさ、出勤の途中で勤務先に近いマンションの敷地を通った。

クマゼミがシャーシャーとうるさいくらいに鳴いていた。

今月7日が二十四節気の一つ「小署」で、いまは「暑中」だ。

クマゼミは暑中を待っていたかのように鳴き始め、そのボリュームを少しずつ上げてきた。

地中での長い暮らしを終えたクマゼミは、いま短いわが世の春を享受している。

この時期は人に対しては「暑中お見舞い申し上げます」と言うが、クマゼミに対しては「暑中お祝い申し上げます」と言うべきなんだろう。

1匹だけで鳴いていたクマゼミのそばに別のセミがやって来た。クマゼミの恋は 成就しただろうか

木の枝に止まるクマゼミもいた