小暑

木の葉の裏にぶら下がっていたセミの抜け殻

きのうは「七夕」であり、二十四節気のひとつ「小暑」でもあった。

小暑は「梅雨明けが近づき、暑さが本格的になるころ」らしいが、今年の梅雨はとっくに明けている。

また小暑セミが鳴き始めるころとされていて、それに合わせるかのように2、3日前からクマゼミが激しく鳴き始めた。

しかし、クマゼミが鳴くのは朝のうちだけで、きのうは時間がなく、撮影することができなかった。

ということで、昼休みに東大阪市役所の北にある公園へ行き、セミの抜け殻を探した。

1本の木に2つの抜け殻があった。

クマゼミの抜け殻を見ながら、「君たちは真夏の先駆けだよな。しばらくはうるさいくらいの声を楽しませてもらおう」と思った。 

木の幹にしがみついていたセミの抜け殻。命が別のところへ行って、文字通りの抜け殻なのに、ずっとしがみついていられるのは大したもんだと思う