フェンスの向こうの子猫

きのうの夜、西成の高速道路の高架下にいた子猫

きのうの夜、阪堺電車今池駅で撮影したあと、いつもの道を歩いて帰った。

その途中で松乃木大明神に寄ったが猫の姿はなかった。

「こうなったら、頼みは看板息子だ」と、高速道路の高架下の居酒屋へ行ったら休みで、看板息子もいなかった。

「今夜の猫は諦めだな」と思いながら、高架下のフェンスに目をやると、中で何かが動いた。

よく見ると、数匹の猫がいた。

フェンスの格子は細かく、カメラを向けるのに苦労した。

そのとき一匹の子猫が近くに寄ってきて、「おっちゃん、何してんの」といった表情で私を見た。

いいタイミングで出てきてくれるもんだと感謝しながら、フェンスの向こうの子猫を撮影した。

しばらくすると、少し後ずさりして寝そべった。夜も遅くなって眠かったのだろう