俺がいるじゃないか

けさ、部屋のベランダから見た通天閣

きのう、おとといと2日連続で朝5時前から動いた。

そうなると、アラームをセットしたかのように、けさもその時間に目が覚める。

ふとんに横になったまま、「けさは天気予報が芳しくないし、日の出も朝焼けも撮ったしな…」と思いながらも、念のためと外を見た。

驚いた。

 

目の前のビルの工事で視界が閉ざされ、わずかに眺望が残った通天閣方面が赤く染まっていた。

日が昇る東の空とはまったく方角が違うのに。

ビルの工事で「ベランダから撮れるものがなくなった」と嘆いていたが、通天閣に「俺がいるじゃないか。忘れてもらっちゃ困るぜ」と言われているような気がした。

時間が少し経過し、通天閣の背後の空の色が変わった

空の色があせて、普通の朝の光景になり

やがて朝日が通天閣とその周辺を照らし始めた