きょう、勤務先のマンションに着いてしばらくすると、風が強くなった。
風は午後も吹き、夕方になってようやく小康状態になった。
その間、何度もマンションの敷地や周辺の道路を歩き、紙だとか発泡スチロールだとかの白いごみを嫌というほど拾った。
そんな仕事が終わって、東大阪市役所の北にある公園へ行った。
公園の中央部に数匹の猫がいて、そちらに向かって歩いていたところ、草の中に白いものがあるのが見えた。
「ここにも白いごみがあるのか。成り行き上、放ってはおけないな。拾っていこう」と近づいてよく見たら、それはごみではなく白いキノコだった。
その小さなキノコはおとぎ話に出てくるようなかわいさがあり、そのたたずまいに引かれてカメラを向けた。