きのうの午後、勤務先のマンションの玄関前を掃除していたとき、小さなチョウが飛んでいるのが目に入った。
そのチョウは、羽が鮮やかな青紫で、「いつも見かけるヤマトシジミにしては変だな」と思っていた。
その姿をしばらく追っていると、玄関ドアのすぐ前のタイルに止まった。
「珍客来訪だな。管理人としてあいさつしないわけにはいかないな」と思い、急いでカメラを取りに行って撮影した。
その後、ネットで調べると、そのチョウは「ムラサキツバメ」だと思われた。
ムラサキツバメは羽を閉じた状態では、茶色でさえないが、羽を広げると鮮やかな青紫で、飛んでいるときに見た色はまさしくそれだった。
ムラサキツバメを大阪で見かけることは、そう多くないらしい。
きのうのチョウはまさに珍客だったわけだ。
美しい青紫の羽を撮ることができなかったのは残念だったが。