きのう「ザめしや」で軽く飲んだあと、職場に近い小さな公園へ行った。
ちょっと酔っていたので、シジミチョウを撮りながら酔いをさまそうと思っていた。
ちょうどいい具合に夕日が差してきて、赤い光の中にいるシジミチョウを狙った。
しかし、そう都合よくいくはずはなく、シジミチョウを見つけることができなった。
「いないものは仕方ない。帰るか」と、公園の出口に向かって歩いていると、数羽のシジミチョウが舞い始めた。
夕日はすでに公園から消えていた。
「もうちょっと早く来てほしかったな。まあ、姿が見られただけで十分か」と思いながら、シジミチョウを追いかけた。
シジミチョウは草から草へと飛び回り、それを撮っているうちに、酔いはすっかりさめてしまった。