サボテンの花

勤務先のマンションの玄関前で咲いたサボテンの花

「ほんの小さな出来事に愛は傷ついて…」、財津和夫の『サボテンの花~ひとつ屋根の下より~』の歌い出しだ。

この歌の途中に「君が育てたサボテンは小さな花をつくった」という歌詞がある。

その歌詞のように、私が勤務するマンションの玄関先で鉢植えのサボテンが花を咲かせた。

 

勤務先のマンションには花がたくさんあり、それと一緒にサボテンの世話もしていた。

花は小さなサボテンに不似合いなほど大きく、「僕が育てたサボテンは大きな花をつくった」と歌いたくなるほどだ。

3つの花が並んで咲き、通りかかった住民さんの中には、「わあきれいね。こんなに大きな花が咲くのね」と驚く人もいる。

サボテンの花はマンションの一服の清涼剤になっている。

サボテンの花。薄紫に縁取られた白い花がすがすがしい

サボテンの花は大き過ぎて自重を支えることができず、清掃担当の女性が割り箸で支えを作った。これがないと、花が折れて落ちてしまう