きのうの夜、家の近くまで帰ってから、上町断層の階段へ行った。
お目当ては当然、ここの主であるだんちゃんだった。
私が行ったとき、だんちゃんは階段の下にいて、私が階段を上り始めると、後ろから追いかけてきて、あっという間に追い抜いていった。
「いいぞ、その調子だ。夜も階段にいてこそだんちゃんだ」と思った。
しかし、だんちゃんはその後もせわしなく動き回り、なかなか撮らせてくれなかった。
けっこう長い間だんちゃんを追いかけたが、私に愛想をしてくれたのは、最上段の階段にいたほんのわずかな時間だけだった。