穀物も雨もない「穀雨」

けさのJAの田んぼ

きょうは二十四節気の一つ「穀雨」だ。

穀物を潤す雨が降るころとされている。

けさは快晴で雨は望めないものの、せっかくの季節の節目なのだから穀物だけでも撮りたいなと思った。

しかし、岸和田に住んでいるころならいざ知らず、西成では田んぼや畑を探すのは難しい。

 

それならばと通勤の途中で職場に近いJAの田んぼへ行った。

しかし、田植えの気配すら感じられない田んぼには何の作物もなかった。

落ち穂から芽吹いた稲が1本くらいあるのではと期待していたが、事はそううまくは運ばなかった。

穀物も雨もない穀雨の朝だった。

田んぼの端に、鮮やかな赤い葉の草があった

ハトがやって来て、「穀物などなくてもこれで十分」とばかりに、田んぼに生えた草をついばんでいた