鳥居の上で悠然と

松乃木大明神の鳥居の上で寝そべっていた猫

きのうの仕事帰り、スーパー玉出で買い物をする前に、いつものように松乃木大明神へ行った。

境内は明かりがついておらず薄暗かった。

目を凝らして猫を探したが、その姿はなかった。

 

「いないものは仕方ない。帰るか」と神社を出ようとしてふと見上げると、鳥居の上に兄弟の猫のうちの一匹がいた。

猫は神聖な鳥居の上でも悠然としたもので、私が声を掛けても「何か用かよ」といった態度だった。

路地で暮らす猫の自由な生きざまを見たような気がした。

境内の側から鳥居を見上げた

猫は一度立ち上がり、鳥居から下りるのかなと見ていると、向きを変えただけで目を細めながらあたりを見ていた