千変万化する雲

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けさのあべのハルカス方面の朝焼け

けさも早く目が覚めた。

年のせいもあるが、朝焼けを狙うためのアラームが体内時計にセットされているような気がする。

外を見ると、雲があるようなないようなはっきりしない空だった。

まあ行くだけ行ってみようと、高速道路の高架下へ行った。

 

スタンバイしたときは、かなり厚い雲がかかっていた。

それが流れると赤く染まった高い雲が見え、やがて色があせていった。

もう終わりかなと思ったころ、あべのハルカスの上空の周辺だけ面白い雲が広がった。

「千変万化する雲」、きょうの空は少し大げさにいうとそんな感じだった。

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日の出の時刻(きょうは午前5時58分)の25分ほど前。厚い雲がどっさりといった感じで東の空を覆っていた。「染まりたくないなら染まらなくてもいいよ」と空に声を掛けたくなった

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厚い雲がゆっくりと南に流れていき、上空の色が変わった

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高層の雲が下から染まっていった

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雲が染まったのは短い時間だけ。すぐに「さっきまで染まっていましたよ」と空が言っているかのような色になった

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何も起きず青くなるだけだと思っていた空に、湧き上がるように雲が広がった