雲の表情に一喜一憂

けさのあべのハルカスと赤く染まった雲

けさ6時すぎに目が覚めた。

朝焼けを撮りに行くには少し遅かったが、念のためと空を見た。

雲は多めながらも、染まりそうな気配を感じた。

「休みの日なんだから、空振りも怖くない。染まらなかったら、新世界の猫に遊んでもらおう」と、天王寺動物園の南の道路からあべのハルカスを狙うことにした。

 

行ってみると上空の雲は薄いのに、東の空の雲が厚く、なかなか染まらなかった。

それでも雲の流れが速く、さまざまな表情を見ることができた。

そうこうするうちに日の出の時刻を過ぎ、徐々に雲が赤く染まった。

きょうは雲の表情に一喜一憂する朝だった。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前6時49分)の20分ほど前だった。条件がよければいい感じに染まる時間だが、朝焼けの音沙汰はなかった

怪しげな雲が広がった。雲は染まらなくても、これはこれで印象的な風景だと思っていた

やがて雲がほとんどなくなった。あべのハルカスの高さは実感できたが

雲が少しずつ赤く染まっていった

雲が厚く、赤い部分が少なくなって、けさの雲の劇場は幕が下りた