紅をさしたよう

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うっすらと赤く染まった空と鉄塔

けさ起きて外を見たら、晴れ渡った空だった。

まだ朝日は顔を出していないようで、西の空の底がうっすらと赤く染まり、鉄塔がすっくと立っていた。

 

口紅をつけることを「紅をさす」という。

このすてきな表現の紅は、淡い赤でなければならず、どぎつい赤では格好にならないと思う。

けさの西の空は、まさに紅をさしたようだった。

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朝日が昇り、鉄塔を照らした

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上空に目を向けると、青い空に白い月が輝いていた。8年ぶりに満月となった中秋の名月から3日、右下が欠けているのがはっきりわかるようになった