2021-09-25 紅をさしたよう うっすらと赤く染まった空と鉄塔 けさ起きて外を見たら、晴れ渡った空だった。 まだ朝日は顔を出していないようで、西の空の底がうっすらと赤く染まり、鉄塔がすっくと立っていた。 口紅をつけることを「紅をさす」という。 このすてきな表現の紅は、淡い赤でなければならず、どぎつい赤では格好にならないと思う。 けさの西の空は、まさに紅をさしたようだった。 朝日が昇り、鉄塔を照らした 上空に目を向けると、青い空に白い月が輝いていた。8年ぶりに満月となった中秋の名月から3日、右下が欠けているのがはっきりわかるようになった