味わい深いヨシコさんの喫茶店

数日前、京都へ行ったとき、友人と2人で東山周辺をウオーキングした。

2時間ほど歩き鴨川の近くまで戻ると、さすがに疲れて、目に付いた喫茶店で一休みした。

何気なく入った喫茶店だったが、なかなか味わい深い店だった。

喫茶店の名は「カフェ・ヨシコ」という。

私より年上だと思われる女性（ヨシコさん）が1人でやっている。

開店して17年になるといい、ヨシコさんは「こんなに長くやることになるとは思ってもいなかったわ」と言っていた。

いやいや、「まだまだこれからどすえ」と思った。

「カフェ・ヨシコ」。看板の文字はフランス語なのだろうか

大きな窓から外が見える席に座った。注文したのは「ゆず茶」（税込み550円）で、砂糖漬けしたユズをグラスに入れ水を注いだものだ。適度な甘さとユズのさわやかな香りが歩き疲れた体を癒やしてくれた

窓の隅に置かれたバラが、ヨシコさんの趣味のよさを物語っていた