寂しげな路地

松島新地のはずれにあった路地

きのうは朝から健康診断を受けに行った。

私が所属している会社の従業員は、地下鉄の九条駅に近い医院で受診することになっている。

その医院のすぐ近くに「松島新地」がある。

松島新地は、明治元年から続く遊廓だ。

 

健康診断は1時間ほどで終了したので、松島新地へ行って街を歩いた。

街のはずれに、なんとも味わい深い路地があった。

かつての飲み屋街で、今は営業している店が1軒もなかった。

役割を終えて寂しげにたたずんでいる路地に引かれ、モノクロで撮影した。

小さな置物が店の窓に並んでいた。これを見ながら酒を飲む人はもういない

飲み屋である証しがあった

看板が1つだけあったが、店は営業していない