きょうは夏至を過ぎることわずかに2日、日の入りの方角が一年のうちで最も北に寄る時期だ。
梅雨もしっかりと中休みのようで、快晴の空に恵まれた。
こうなると狙うのはあれしかない。
夕日が橋にかかるのはこの時期に限られる。
仕事を早めに切り上げて、南海電鉄の岸和田駅からバスに乗り、終点の愛彩ランドから歩いて見晴らしのいい高台に向かった。
バスの中から、西の空に広がる雲が見えた。
少しがっかりしたが、高台に近づくと、その雲の下に晴れ間があり、明石海峡大橋が見えることがわかった。
期待が膨らんだ。
しかし、気がかりだったのは、橋の周辺に広がるもやのような雲だった。
撮影はそれに振り回された。
結局のところ、運がよかったのやら悪かったのやら…。