岸和田から明石海峡大橋を狙う

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明石海峡大橋の橋脚の脇に沈む夕日と部分的に赤く染まった雲

きょうは夏至を過ぎることわずかに2日、日の入りの方角が一年のうちで最も北に寄る時期だ。

梅雨もしっかりと中休みのようで、快晴の空に恵まれた。

こうなると狙うのはあれしかない。

岸和田市の丘陵地帯から望む明石海峡大橋だ。

夕日が橋にかかるのはこの時期に限られる。

 

仕事を早めに切り上げて、南海電鉄岸和田駅からバスに乗り、終点の愛彩ランドから歩いて見晴らしのいい高台に向かった。

バスの中から、西の空に広がる雲が見えた。

少しがっかりしたが、高台に近づくと、その雲の下に晴れ間があり、明石海峡大橋が見えることがわかった。

期待が膨らんだ。

 

しかし、気がかりだったのは、橋の周辺に広がるもやのような雲だった。

撮影はそれに振り回された。

結局のところ、運がよかったのやら悪かったのやら…。

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高台に着いたとき、夕日は高く厚い雲に隠れていた。それでも大阪湾の上空は晴れていたようで、海が夕日を受けて輝いていた

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明石海峡大橋はもやの中。夕日が近づけば、くっきりとしたシルエットになるだろうと考えていたが

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上層の厚い雲と下層のもやのような雲の間に姿を現した夕日

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もやのような雲は、思っていたより厚く、夕日がそこに沈んでいった

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雲に切れ間があり、そこが赤く染まった。そして、橋の脇にも切れ間があって、冒頭の写真のような光景になった。幸運だったと考えよう