葛城山から昇る朝日

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葛城山の頂上付近から昇る朝日

天気は気まぐれだ。

きのうの夜、天気予報を見たところ、きょうは曇りの一日と出ていた。

ところが、念のためと思い暗いうちに起きて外を見ると、ほぼ快晴だった。

この時期、東の空にかかりがちな雲もほとんどないように見えた。

 

「こりゃ、先日、空振りに終わった葛城山から昇る朝日を撮りに行くしかないな」と思い、南海本線石津川駅へ向かった。

この駅のホームから葛城山とその南の金剛山がよく見える。

行ってみると、東の空に雲がかかってはいたが…。

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石津川の駅に着いてスタンバイしたのは、日の出の時刻(きょうは午前7時5分)の25分ほど前だった。左の山が葛城山(959m)で、右が金剛山(1125m)だ。金剛山大阪府の最高峰といっていいのだが、頂上は奈良県側にある。頂上が大阪府(といっても奈良県との境だが)にある山としては、葛城山が最も高いらしい

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葛城山にかかる雲が徐々に厚くなっていくように見え、「おいおい、きょうは勘弁してくれよ」と願った

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上空に赤い雲の帯がかかっていた。きょうは雲がいい働きをしてくれた

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雲が明るさを増し、日の出の近さを感じさせた

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朝日が顔を出した。山の上に飛行機雲がかかり、朝日を浴びて輝いた

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朝日が山の上に昇りきった。金剛山の上の雲も少し明るくなった

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やがて、朝の光から赤みが消えていった。電車も混み始めた。私も折よくやって来た準急電車に乗って出勤した