きのうの朝からけさにかけて24時間勤務をした。
この勤務の最大の楽しみは、マンションの屋上から見る早朝の風景だ。
きのうの夜、天気予報を見たら、けさは曇りと出ていた。
「雨が本降りでなければ、天気のいかんにかかわらず屋上へ上がるんだ」と思って寝た。
けさ早く起きて空を見上げたら、ほぼ満天の星だった。
「う~ん、話が違い過ぎるな。雲も大切なんだけど」と思いながら屋上に向かった。
快晴に近い空はずっと続き、1週間前に撮り逃した生駒山地から昇る朝日も見ることができた。
それ以上に目を見張ったのが、さまざまな方角に漂っていた雲だった。
思わぬところに思わぬ光景が出現し、「えっ、ここも!」の連続だった。
屋上に1時間近くいて、24時間勤務の朝を満喫した。
屋上に上がってまず驚いたのは、生駒山地の南の方に漂う雲が染まっていたことだった。
1週間前にもほぼ同じ場所に雲がかかっていたが、けさは染まり方がより強烈だった。
日の出の方角の反対側にある六甲山のあたりにも雲が漂い、高層ビルも絡んで面白い光景となった。
「俺はどっちを向けばいいんだよ」と思いながら、西の空にカメラを向けた。
生駒山のすぐ南に厚めの雲が漂っていた。
「日の出の方角に雲がなくてよかった」という思いと、「朝日が雲の上から昇る方がいいんじゃないの」という思いが相半ばした。