きのうは日の出、きょうは朝焼け

けさのあべのハルカス方面

きのうはさすがに疲れが出て、普段よりかなり早く寝た。
そうすると、きょうは必然的に朝早く目が覚める。

二度寝することもできそうにないので、朝焼けが撮れればと思って外を見た。

かなりよさそうな雲が浮かんでいた。

「きのうに続いて朝からひと頑張りしろということだな」と思い、いつもの高速道路の高架下へ行った。

 

雲は予想通りいい感じで、鮮やかな朝焼けを見ることができた。

きのうは生駒山の一角から昇る朝日を拝むことができたが、朝焼けはそれほどのものではなかった。

きょうは朝焼けが見られたが、時間の都合で日の出は見られなかった。

「きのうは日の出、きょうは朝焼け。役割分担が明確なんだな」と思った。

日の出の時刻(きょうは午前5時33分)の25分ほど前にスタンバイした。あべのハルカスの背後の雲がほんの少し赤く染まっていた

やがて下の方から赤さが増していった

きょうは朝焼けがかなり上空まで広がった

日の出の時刻前後にいったん薄くなった雲が、はっきりと見えるようになったが、赤さはすっかり失われていた

 

24時間勤務明けの酒は効くね

きのうの朝の「なか卯

きのうの朝、24時間勤務が終わってから、地下鉄の長田駅のそばにある「なか卯」へ行った。

きつい仕事から解放されて、「よ~し、きょうは朝から一杯だ!」と思った。

寝不足の上、早朝からマンションの屋上でひと頑張りしたので、なか卯での一杯は驚くほど回りが早かった。

「24時間勤務明けの酒は効くね」と思いながら、疲れを癒やした。

いきなり「缶ビール」(税込み290円)を2本並べた。1本で足りるはずがなかった

私は缶ビールは缶のまま飲むものだと思っていて、グラスは使わない。しかし、きのうは「なか卯」と赤い文字で書かれたグラスが妙にかわいく見え、無視してはいけないと思い、ビールを注いだ

ビールとともに、「銀鮭定食」(税込み390円)を注文した。24時間勤務でそれなりの収入が見込めるので、缶ビール2本とちょっと高めの定食くらいの出費は問題ない

ビールのつまみは定食の塩鮭。塩分に問題はあるが、すてきなつまみだ

当初の予定では、きのうも前週に続いて「青春18きっぷ」を使って、遠出をすることにしていた。

JR関西本線の旅で見た草津線の列車がなかなかで、それを追いかけたいとも思っていた。

しかし、関西本線の沿線へ行った翌日の月曜日がへろへろの状態で、仕事に支障が出るほどだったので予定を変更した。

前週はなんとかごまかせたが、きょうは月1回の会議があり、へまをすることができない。

 

ということで、青春18きっぷの1日分は消化できないことが確定した。

岡山往復と関西本線の旅で1万円を超える運賃を充当しているので、今月10日にちょっと遠出をすれば元は取れる。

同僚の一人に事情を話したところ、1日分を使いたいということだったので、譲ることにした。

その同僚は「金沢へでも行こうかな」と言っていた。

せっかくの切符が無駄にならなければそれでいい。

 

24時間勤務の朝を満喫

生駒山の一角から昇る朝日

きのうの朝からけさにかけて24時間勤務をした。

この勤務の最大の楽しみは、マンションの屋上から見る早朝の風景だ。

 

きのうの夜、天気予報を見たら、けさは曇りと出ていた。

「雨が本降りでなければ、天気のいかんにかかわらず屋上へ上がるんだ」と思って寝た。

けさ早く起きて空を見上げたら、ほぼ満天の星だった。

「う~ん、話が違い過ぎるな。雲も大切なんだけど」と思いながら屋上に向かった。

 

快晴に近い空はずっと続き、1週間前に撮り逃した生駒山地から昇る朝日も見ることができた。

それ以上に目を見張ったのが、さまざまな方角に漂っていた雲だった。

思わぬところに思わぬ光景が出現し、「えっ、ここも!」の連続だった。

屋上に1時間近くいて、24時間勤務の朝を満喫した。

屋上でスタンバイしたのは、日の出の時刻(きょうは午前5時33分)の25分ほど前だった。生駒の山の上が帯状に明るくなっていた

生駒山の山頂付近に面白い雲が浮かんだ

「このあたりから日が昇るよ」と告げるかのように山の上が明るくなった

午前5時55分ごろ。日の出の時刻から20分余りが経過して、ようやく山の陰から朝日が顔を出した

朝日が山の上から街を照らし始めた

屋上に上がってまず驚いたのは、生駒山地の南の方に漂う雲が染まっていたことだった。

1週間前にもほぼ同じ場所に雲がかかっていたが、けさは染まり方がより強烈だった。

屋上に上がって最初に撮ったのがこの写真。「この赤い雲が生駒山の上にあればな」と思った

少し明るくなって、雲の色が鮮やかさを増した

空が明るくなっても、印象的な光景が続いた。葛城山金剛山がはっきりと見えている

日の出の方角の反対側にある六甲山のあたりにも雲が漂い、高層ビルも絡んで面白い光景となった。

「俺はどっちを向けばいいんだよ」と思いながら、西の空にカメラを向けた。

日が差す前の六甲山方面。夜から朝に向かう都会の雰囲気を感じた

大阪市中心市街地に日が差した。街が眠りから覚めるころだが、きょうは日曜日なので街は静かなままなのだろう

生駒山のすぐ南に厚めの雲が漂っていた。

「日の出の方角に雲がなくてよかった」という思いと、「朝日が雲の上から昇る方がいいんじゃないの」という思いが相半ばした。

山を覆うように雲がかかった。日が差さないと雲が青く見え、寒々とした雰囲気だった

雲の上部が朝日に照らされて赤く染まった。これを見て、「ここから日が昇ってくれるとよかったんだけど」と思った

 

2週連続の24時間勤務

きょうの夕方の「まこ」

きょうは2週連続の24時間勤務となった。

入院していた同僚は無事退院したのだが、大事をとって数日、自宅療養してもらうことにした。

24時間という長丁場にも慣れてきて、心に多少のゆとりが持てるようになった。

それでも夜は長い。

 

夜に備えて「まこ」で晩めしを食べた。

先週、午後6時半すぎに行って空振ったので、きょうは6時前に行った。

「酒を飲まないんだから、1000円を超えちゃいけない」と思いながら注文し、スタミナをつけた。

その中でちょっとした発見もあった。

最初に注文したのは「牛肉スタミナ焼き」(税込み700円)だった。スタミナと銘打っているだけに、牛肉にタマネギとネギがたっぷり加わっている

おかずが来たところで、「めし(大)」(税込み230円)を注文した。ダイエットがどうのこうのは後回しにして、腹を満たそうと考えた

スタミナをもう一段つけようと、「生卵」(税込み50円)を追加で注文した

ちょっとした発見というのはこれ。店の主人が「よかったらこれを使ってください」と味の素を持ってきてくれた。「どうやって食べるんですか」と聞くと、「しょうゆをかけたあと、味の素をひと振りしてごはんにかけて食べるんです。味の素を使う人のほうが多いですよ」ということだった

言われた通りにして食べた。ごはんが多すぎて味が薄まってしまったが、味の素を振ると、だしを効かせたような味になる。なるほどという食べ方だった。払いは980円で、辛うじて1000円を切ることができた

 

雲の面子と私の面子

けさのあべのハルカス方面

けさ早く目が覚めて外を見たら、薄い雲がちらほらと浮かんでいるように見えた。

「あれ? 曇りの予報じゃなかったかな」と思いながらも、「このところ朝焼けを見るチャンスがなかった。せっかくだから撮りに行こう」と、いつもの高速道路の高架下へ向かった。

ところが…。

 

空の大半は晴れているのに、東の空だけが厚い雲に覆われていた。

スタンバイしたのも日の出の時刻の15分ほど前で出遅れており、「ほほ笑まなかった朝の雲」がけさのタイトルだなと思っていた。

しかし…。

 

日の出の時刻あたりから、雲の一部が染まり始め、空全体が染まることはなかったものの印象的な光景を見ることができた。

空を覆い隠す雲の面子と朝も早よからのこのこやって来た私の面子の双方が立った。

そんな空だった。

日の出の時刻(きょうは午前5時32分)の15分ほど前。家を出るときに見た東の空は少し染まっていたので、タイミングを逸したことは明らかだった

日の出の時刻を少し過ぎたころ。空の底の一部が赤く染まった

徐々に上部の雲も染まっていったが

染まった雲はそれほど広がらず、そのうちに色あせていった

 

雨に濡れる唐辛子

職場に近いJAの畑で雨に濡れていた唐辛子

きのうの朝、出勤の途中で、職場に近いJAの畑の脇を通った。

明け方から降り続いた雨は上がりかけていたが、まだぱらぱらと落ちていた。

 

少し前に撮った唐辛子はどうなっているんだろうと思って、ちょっと寄ってみた。

以前よりずいぶん少なくなった唐辛子の実の一つに、雨のしずくが垂れ下がっていた。

「雨に濡れる唐辛子か。悪くないな」と思い、出勤時間が遅れ同僚に嫌な顔をされるのを覚悟でカメラを向けた。

JAの畑の唐辛子は盛りを過ぎたようで、赤い実がずいぶん少なくなっていた

 

祠好きは遺伝か

数日前の雨の日に松乃木大明神の祠にいた母猫

きのう同じ祠にいたにいやん

きのうの仕事帰りに通天閣を撮ったあと、雨が降り出して夜のチョウどころではなくなり、急いで西成に帰った。

スーパー玉出へ行く前に、いつもの松乃木大明神に寄った。

雨が本降りになって、祠で猫が雨宿りしているのではと思っていた。

 

行ってみると、案の定、薬師如来の祠ににいやんがいた。

数日前の雨の日には、母猫が同じ祠で雨宿りをしていた。

祠好きも遺伝するのだろうか。

にいやんはやがてひっくり返るような体勢で眠り始めた。あまりにも無防備で、「おいおい、それで大丈夫か」と思うくらいだった