空振りもやむなし

きょうの夕方、勤務先のマンションの屋上から西の空を見た

きょうは夜勤の同僚の都合で、24時間勤務をしている。

この勤務の楽しみは、初日の夕方と二日目の朝の2回、勤務先のマンションの屋上から空を見ることだ。

 

で、きょうの日の入りの方角を調べたところ、通天閣に重なるように夕日が沈むことがわかった。

「ほう、いいタイミングで24時間勤務になったもんだな」と思ったが…。

 

朝からずっと快晴が続いていたのに、夕方が近づいたころ、雲が多くなった。

そして屋上から西の空を見ると、通天閣の背後は厚い雲に覆われていた。

なんとか雲に隙間ができればと粘ったが、何も変わらなかった。

「この空じゃ、空振りもやむなしだな」と思いながら引き揚げた。

夕日が最後に姿を見せたのがこの位置。夕日の右下に見える小さな突起が通天閣で、いかんともし難い状況だった

日の入りの時刻(きょうは午後4時58分)の5分ほど前。雲の厚さを嘆くしかなかった

せめても慰めがこれ。日の入りの方角のかなり南に、赤い雲が2つの筋になって横たわった