やよい軒で「年年有魚」

きのうの仕事帰りに行った「やよい軒

きのうは旧暦の大みそかだった。

中国では旧正月を「春節」といい、大みそかを「除夕」という。

年越しの風習は地方によってさまざまだが、除夕には魚を食べるのが一般的だ。

中国語では「魚」と「余」の発音が同じなので、魚を食べて「年年有魚=年年有余(毎年、金が残る)」という願いを込める。

 

ということで、私もそれにあやかろうと、きのうの夜は魚を食べることにした。

仕事帰りに魚を食べられる店は意外に少なく、「あそこなら」と思ったのが、地下鉄の長田駅に近い「やよい軒」だった。

やよい軒で「年年有魚=年年有余」を願った。

やよい軒はタッチパネルでの注文に変わっていた。それを使って定食と酒を同時に注文したつもりだったが、操作ミスで「ハイボール」(税込み400円)だけが出てきた

年年有魚のために注文したのが「しまほっけ定食」(税込み1050円)だった

ほっけが年年有魚の重責を担った。尾頭付きで縁起のよさを加えたかったが、頭の付いた魚はメニューになかった。それでも大きなほっけなら「有大余(大金が残る)」の願いをかなえてくれそうな気がした