このところ猛暑が続いている。
それなのに、盛夏につきものの夕立がまったくといっていいほどない。
夕立が降ると虹がかかる可能性が高まるため、心待ちにしているのだが…。
きょうはその夕立に大いに期待した。
昼すぎに見た天気予報では夕方の降水確率が高く、「待ちに待った夕立だ」と思い、天王寺公園へ行って、あべのハルカスの背後にかかる虹を待った。
しかし…。
空に厚い雲が広がりながら、雨はまったく降らず。
仕方なく、いつもの橋へ行き、通天閣を見上げた。
西の空に雲の切れ間があり、「虹に振られたら、夕焼けに付き合ってもらおうじゃないか」と思っていた。
行ってみると、長く伸びていた雲の切れ間は小さくなっていて、夕日もそれらしいものが見えただけ。
「虹だけでなく、夕焼けにも見放されたか」と思いながら、西の空を見続けていると…。