きのうの仕事が終わろうかというころ、予期せぬ雨が降ってきた。
その雨が上がってから勤務先のマンションの屋上へ上がり、ちょっとした作業をした。
東の空に虹のかけらが残っていた。
「なぜ雨の最中に上がらなかったんだ」と思い、夕日が差している大阪市中心部の高層ビル街を見ると、雨が降っているようでもあり、黄砂かスモッグに覆われているようでもありといった状況だった。
いずれこちらがあの状況になると考え、仕事が終わってから再び屋上に向かった。
しかし、状況はまったく変わっておらず、もやがかかったような高層ビル街を「あそこでは何が起きているんだ」と思いながら撮影した。