雪に包まれる集落

京都丹後鉄道の二俣駅に近い集落。深山幽谷の趣を感じた

おとといの午後、京都丹後鉄道の二俣駅の近くで列車を撮影したあと、周りの集落を見回した。

積もった雪は10センチ程度とそれほどの量ではなかったが、雪に包まれた集落は趣があった。

列車に乗る直前まで、そんな集落を見て歩いた。

山があり、川があり、田んぼがあり、家が並ぶ集落。そこが雪化粧をすると、静かさが増すような気がした

白く染まった田んぼの一角に小さな小屋が立ち、背後の山が雲に煙っている。色がほとんど失われ、墨絵を思わせる光景になっている

突然、けばけばしいオブジェが現れた。紙すきの体験ができる施設に立つ鬼の像だ。その名も「紙す鬼」。頭にちょこんと載った雪が、髪飾りのようだった