人は空ばかり見てる

けさのあべのハルカス方面

けさ早く目が覚めて外を見たら、いい感じの雲が漂っていた。

「休みの日にひと頑張りするか」と、いつもの高速道路の高架下へ行った。

東の空には雲がまったくなかった。

それでも何か起きるかもしれないと期待して撮り続けた。

やがて赤く染まった雲が北から流れてきたが、ゆくりとした動きで、あべのハルカスに差し掛かるころには色あせていた。

結局、けさは何も撮れなかったようなものだ。

 

このところ虹を主なターゲットとして、朝夕ともに空にカメラを向けることが多い。

中島みゆきのヒット曲『地上の星』に「地上にある星を誰も覚えていない。人は空ばかり見てる」という歌詞があるが、そんな状態になっているなと思った。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前5時27分)の30分ほど前だった。空に「きょうは染まらないよ」と言われているような気がした

染まる気配がないまま、空が明るくなっていった

北の方に赤く染まった雲が見えたが…

雲があべのハルカスに到達した。しかし、色はほとんど残っていなかった