奇跡の遭遇

けさ、地下鉄の長田駅に近い公園にいたベニシジミ

けさの出勤のとき、普段とは違う道を通って、地下鉄の長田駅に近い公園へ行った。

いつもより少しだけ早い出勤で、10分ほど時間があった。

公園に入る前に、「シジミチョウ、その中でも色鮮やかなベニシジミを撮りたいな。探す時間はないので、歩きながらたまたま見かけるしかないな」と思った。

 

公園に入り、広い草むらを歩いて横切った。

モンシロチョウの姿はちらほらとあったものの、シジミチョウは1羽もいなかった。

「そう都合よくはいかないか」と思いながら、出口のすぐ近くに差し掛かったとき…。

 

黄色い花の上に何かが止まっているのが目に入った。

ベニシジミだった。

「よくもまあ、こんなに都合よくベニシジミがいたもんだ」と思いながら、急いで機材を用意してベニシジミにカメラを向けた。

かなり大げさだが、奇跡の遭遇だなと思った。

ベニシジミが草の葉に移って、わずかに羽を広げた