西に向かえ

松乃木大明神の境内の脇で眠る猫の親子

おとといの仕事帰りに、いつものように松乃木大明神へ行った。

蒸し暑い夕暮れ時だった。

 

境内の西に位置する手水鉢に西一が、井戸にやんちゃんがいた。

「珍しい光景だな」と思って見ていると、やんちゃんが石柱を越えてフェンスとの隙間に下りていった。

何があるのかとそこをのぞくと、母猫とにいやんもいて、やがて猫の親子3匹が似たような格好で眠り始めた。

そこは多少なりとも風通しがよく、快適なのだろう。

そのときの松乃木大明神の猫は、「西に向かえ」という指令を受けたかのように集まっていた。

井戸と手水鉢にいた2匹の猫

手水鉢にはこの周辺を縄張りにしている西一がいた