きのうからけさにかけて24時間勤務をした。
きょうの日の出の時刻は午前4時46分で、規定の仮眠時間内だ。
寝ていてもいい時間なら好きに使っていいだろうと、日の出前に屋上に上がった。
天気予報はきのうからひたすら曇り。
きのうは思いもしないような夕景を見ることができたが、「そううまく事は運ばないだろう」と、けさも空振りを覚悟していた。
屋上に上がり空を見渡すと、雲が広がっていた。
それでもきのうよりかなり薄い雲のようで、「なんとかなりそうだな」と思いながら、東の空を見続けた。
やがて雲の色が変わり始め、生駒の山の上が鮮烈な赤に染まった。
きのうの夕方に続いて見事な光景を目にすることができ、「これを天恵と言わずして何と言おう」と、またとないような巡り合わせに感謝した。