きのうの夕方、天王寺公園の桜の下で猫とたわむれたあと、池の橋の上から通天閣を狙った。
久々の通天閣の夕景だ。
家を出る前に日が沈む方角を調べたところ、通天閣のかなり南に沈むことがわかり、そのときは「通天閣の夕景は少し先だな」と思った。
しかし、いざ現場に行くと、「ここまで来て、はいさようならってわけにはいかないな」となり、橋の上に三脚を立てた。
それが幸いした。
通天閣の背後の空が思いもしないほど赤く染まった。
橋を素通りして西成まで戻っていたら、空を見上げて「こんなことになるなんて」と思っていただろう。
何事も予断は禁物だなと改めて思った。