「元肖節」の月は満月のはずだけど…

今夜の月。満月のはずだが…

きょうは旧暦の1月15日で、中国では「元肖節」という重要な祝日だ。

私は元肖節は満月の日だと思っていた。

しかし…。

 

調べてみると、満月の日はあすだった。

このからくりは中秋の名月を撮ったときに考えたはずだが、改めて調べてみた。

暦などに「満月」と表示されている日は、地球から見て月が太陽の反対側を通る瞬間を含む日のことをいう。

この瞬間を「望」と呼び、今回はあすの午前3時29分ごろだ。

ということで、きょうの夜に昇った月は、満月の日であるあすの夜に昇る月より満月に近い。

中秋の名月の日が満月の日でないことが多いのと同じ理屈だ。

 

それじゃ旧暦の1日と15日は何なんだと思うが、それをきちんと調べるのは別の機会に譲ることにした。

天体のことを調べ出すと切りがない。

元肖節に丸くきれいな月が拝めた。

それで十分だ。

あべのハルカスの近くに昇った元肖節の月。このときは薄い雲がかかっていて、月がおぼろに見えていた