きょうは旧暦の1月15日で、中国では「元宵節」という祝日だ。
年越しはこの日をもって終了という重要な日になっている。
年が明けて最初の満月の日ということなのだが、中秋の名月が必ずしも厳密な意味での満月ではないのと同様に、満月はあすだ。
月の形はさておき、せっかくの元宵節なのだから、中国の縁起物で祝おうと、日本橋にある中国食品の店に行った。
お目当ては「湯圓(タンユェン)」だった。
湯圓はもち米を使った団子で、中にさまざまなあんを入れる。
そして団子を満月に見立て、家庭円満を願う。
湯圓を自分で作ることなどできるはずもないので、冷凍のものを買って帰り、部屋でゆでて食べた。