寒い冬になって、勤務先のマンションに植えている花の手入れが格段に楽になった。
それでも雨が降らないと、週に2回ほど水をやっている。
その作業中にいつも感じるのは、サルビアの驚くべき生命力だ。
サルビアはおととしの秋にプランターに植え付け、冬に抜き取ったはずだった。
それが去年の梅雨のころに再び姿を現し、赤い花が鈴なりになった。
「大したもんだな」とそのままにし、例年より遅れてやって来た夏の花・ガザニアの植え付けのときに、露地に植え替えた。
ネットで調べたところ、サルビアは多年草で、茎の途中から切る「切り戻し」を冬場にすると、暖かくなってから大きくなり再び花を咲かすという。
サルビアはその花言葉のように、熱い気持ちで生き続けているのだろうか。