驚きのカツカレー

きのう食べたカツカレー

きのうの仕事帰り、いつもの道を歩きながら、ふと「カツカレーが食べたいな」と思った。

CoCo壱ザめしや…食べられる店はいくつも浮かんだが、値段が気になった。

「ぜいたくは敵だ。ぜいたくは敵だ」と呪文のように唱えた。

 

そこで向かったのが「スーパー玉出」だった。

正義の味方、いや貧乏人の味方である玉出で出来合いの材料を買い、それを合わせれば安上がりだと考えた。

そして、実際に買って作って食べてみてその安さに驚いた。

きのう買ったカツカレーの材料。右下から時計回りに、ごはん(税抜き98円)、レトルトカレー(税抜き68円)、トンカツ(税抜き80円、通常の110円がタイムサービスで30円引きになっていた)。税込みでも270円足らずだった

驚きはそれだけではなかった。

きのうの掘り出し物は「ハチ食品」のレトルトカレーだった。

ハチ食品のレトルトカレー

税抜き68円で一食がまかなえる。

店頭で見たときは「どうせ名の知れない三流メーカーの商品なんだろう」と思っていた。

ところが…。

ネットで調べて驚いた。

ハチ食品は江戸時代末期創業という老舗で、明治時代に国産のカレー粉を初めて製造販売した日本最古のカレーメーカーだった。

そんな由緒正しきメーカーが格安のレトルトカレーを作っているなんて。

ハチ食品は大阪市西淀川区に本社を置く会社で、大阪の企業の底力を感じた。