きのうの仕事帰りに、松乃木大明神に寄った。
雨がしとしとと降っていたので、祠で猫が雨宿りしているのではと思っていた。
しかし、猫の姿はなく、祠の明かりもまだついておらず暗かった。
「きょうはあきらめよう」と思い、近くのスーパー玉出で買い物をした。
店を出て、「そろそろ祠に明かりがつくころだ。だめもとでやるか」と、再び行ってみた。
雨が上がっていたので、境内をくまなく見ると、薬師如来の祠の下に母猫がいた。
しばらく待っていると、私の気持ちを察したかのように、祠に上がった。
最近、私と遊んでくれるのは、この母猫だけだ。
「きょうはありがとうな」を繰り返しながら別れた。