思い出はモノクロームその7 斜めに延びる空き地の正体②

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阪堺電車今池駅の南にある鉄橋は、私の定番撮影ポイントの1つだ。この下を「南海天王寺支線」が通っていた

1900年から1993年まで西成にあった鉄道の路線「南海天王寺支線」、その跡地の前半を数日前にたどった。

斜めに延びる空き地となっている跡地の後半を、きょう歩いてみた。

その沿線は大阪有数のディープな街・西成の心臓部といえるエリアで、なかなか見応えがあった。

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後半の始まりは今池駅に近い「スーパー玉出」の脇。店のそばにある鉄のフェンスの内側が線路の跡地だ

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西成のディープさを象徴する「三角公園(正式名称は萩之茶屋南公園)」の脇にも線路の跡地がある

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三角公園から少し歩くと、跡地が公園のように整備されている場所に出た。「ふれあい広場」という看板があったが、開放されている気配はなかった

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その先で跡地が畑となって活用されていた。フェンスは物干し場になっている

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東西に延びる広い道路の北側に「今宮ふれあい会館」が立っていた。跡地に公共施設が立っているいるのはここだけだ

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道路の南側の跡地にはアパートが2軒立っている。こうした活用がもっと積極的に行われてもいいように思うが

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アパートの先は駐車場になっている。こういう活用の仕方なら簡単にできそうだが

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南海本線の線路の近くにコンビニがある。駐車場のフェンスが斜めに延びているので、ここも跡地であることがわかる

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跡地の終了点はたぶんここ。お好み焼きの店が少し窮屈な形で立っている