雲間の月を眺めながら…

きょうは朝から天気がはっきりせず、結局、家から出たのはサンディへ買い物に行った約20分だけだった。

5連休の最終日を飾るには少々寂しい行動しかできなかった。

 

夜、ふと窓から空を見上げると、雲間に月が見え隠れしていた。

月が出ると空が明るくなったように見え、月が隠れると空は真っ暗になった。

月の動きに人の世の流転が重なって、なんだかしんみりとしてしまい、せっかくだからそんな月を撮ろうと外に出た。

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雲の間にぽっかりと浮かんだ今夜の月

月を眺めながら、ぼんやりとこの連休を振り返ってみた。

今年の連休は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言で、例年とは様相が一変した。

私はこの5日間、公共交通機関を1回も利用せず、外食もまったくしなかった。

言葉が適切ではないかもしれないが、小屋につながれた犬のように、基本的には家にこもり、出かけるにしても、近くのスーパーで買い物をするか、近場で写真を撮るかで、綱に引かれるかのように、すぐに家に戻った。

こんな連休が訪れようとは思ってもいなかった。

長生きするもんだ(まだ「長生き」といえる年ではないが)とも思った。

 

大阪府内で、おとといからきのうにかけて、新型コロナウイルスの感染が新たに確認された人は7人だった。

きのうからきょうにかけては12人と増えたものの、一時は1日100人に迫る勢いで感染者が出ていたことを考えると、対策が効果を挙げ、沈静化しつつあるのは間違いない。

このまま終息に向かうことを切に願う。