世界最長の吊り橋へ行ってみた

きょうは隔週の土曜出勤の日だった。

仕事の都合により昼で上がれるのは確実だったので、ずっと前から一度じっくりと見たいと思っていた「明石海峡大橋」へ行くことにした。

この橋は神戸市と淡路島を結ぶ全長3911メートルの世界最長の吊り橋だ。

去年、私がある会社への御用聞きを担当していたとき、毎日のように山陽本線の列車から見ていながら、なかなか行く機会がなかった。

この時期は日の入りの方角が1年のうちで最も南寄りになり、橋と水平線に沈む太陽の絡みが撮れるかなとも思っていた。

 

橋のたもとに着いたのは午後2時半すぎだった。

さすがに貴重な観光資源だけあって、橋を見るポイントがきちんと整備されている。

しかし寒い。

天気も雲が多くいまひとつの状態だ。

海岸には大勢の釣り人がいるが、ちゃんと写真を撮ろうとしている人はほとんどおらず、なんとなく疎外感がある。

そんな中、太陽の動きに合わせて場所を変えながら、暗くなるまで粘る。

この場所に行くのに大阪駅から舞子駅までJRで往復し1600円かかっている。

その分くらいの成果は挙がったかなと思う。

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午後3時ごろ橋の下に到着。海が太陽の光を反射し、橋げたの下部を明るく照らしている
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太陽が徐々に高度を下げ、主塔の背後に回り込む形になった。主塔の高さは海面から298.3メートルで、日本一ののっぽビルである「あべのハルカス」とほとんど変わらない
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橋脚の向こうに沈もうとする太陽が見えた
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海に沈む寸前の太陽と橋脚、そして漁船、橋脚の大きさが漁船との比較でよくわかる。水平線の上に雲がかかり、残念ながら海に沈む太陽を拝むことはできなかった
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橋の夜景。橋自体は昼間より美しいくらいだ