きのうの朝、大和川を後にしてチン電に乗り、西成に帰ってから松乃木大明神へ行った。
境内に猫の姿はなく、脇の路地をのぞいたら、白黒の猫がいた。
白黒の猫は足ふきマットの上で気持ちよさそうに眠っていた。
その姿を見て、足ふきマットが魔法のじゅうたんのように見えた。
白黒の猫が魔法のじゅうたんに乗って空に舞い上がり、私を見下ろして高笑いをしている様子が頭に浮かんだ。
松乃木大明神の周辺はちょっとした心霊スポットだと思っているので、そんな思いがしたのかもしれない。
残念ながら、じゅうたんは舞い上がらず、白黒の猫は眠ったままだったが…。