災いが転じたな

きのうの夕方、勤務先のマンションの屋上から見た空

きのうは「こんなときになぜ」と思うようなタイミングでアクシデントが起きた。

夕方、勤務先のマンションの仕事を終え、帰ろうとしたところで、車が駐車場のチェーンゲートを引っ掛けて破断した。

その対応になんだかんだで1時間以上費やした。

修理は翌日にすることにして、帰れるようになったのは午後6時すぎだった。

「こうなったら屋上に上がるしかないな」と思った。

 

きのうは昼すぎから不安定な天気になり、一時、雨が激しく降った。

その後もずっと天気がはっきりせず、怪しげな空を見上げ、何かが起きそうだという予感がした。

屋上に上がり四方を見渡すと、日が沈む六甲山の少し北の空がほんのりと赤く染まっていた。

そこを中心に目を向けていると、空がさまざまな表情を見せてくれた。

「災い転じて福となす」というが、福をなすほどではないにしても災いが転じたなと思いながら空を撮り続けた。

屋上でスタンバイしたのは、日の入りの時刻(きのうは午後6時46分)の20分ほど前だった。空がほんのりと赤く染まっていた

日の入りの時刻を過ぎてしばらくしたころ。黒い雲が流れてきて、赤と黒のせめぎ合いとなった

街の明かりが目立つようになったころ。雲の色は少し淡くなったが、いい感じで暮れていった

六甲山とあべのハルカス方面の空も印象的な光景を見せてくれた。

日が沈んだばかりの六甲山方面。雲がいい働きをしている

引き揚げようと機材を片付けながら六甲山を見たらこうなっていた。2本の太い光芒が突き上げるように伸びていた。急いで機材をセットし直した

あべのハルカス方面を見ると、雲がにょきにょきといった様子で上に伸びていた