曇天が見せてくれた光景

けさ、近鉄南大阪線土師ノ里駅に入ってくる電車

きょうとあすは連休で、差し迫ってやるべきこともなく、伸び伸びと過ごせる2日間となった。

ということで、きのうの夜、「とりあえず連休初日の朝はどうしようか」と考え、近鉄南大阪線土師ノ里駅(はじのさとえき)で、電車を狙うことにした。

地図で調べたところ、この駅の西に線路のカーブがあり、朝日が昇るとそこに日が差すと思われた。

早朝の電車に乗って、暗いうちからホームでスタンバイした。

ところが…。

 

天気予報では晴れるといっていた空が厚い雲に覆われ、雲は居座ったままでいっこうに動く気配がなかった。

光が差さない状態で、動きの速い電車を撮影するのに四苦八苦した。

予想は大きく裏切られたが、駅の周辺はいつまでも朝が来ないといった状況で、薄暗い雰囲気が意外にいい効果を発揮してくれた。

曇天が見せてくれた光景だった。

駅の西のカーブに差し掛かった電車。ここに朝日が差して電車が輝き…というのが思惑だったのだが

狙いを駅の東側の線路に変えた。こちらも線路がカーブしている上、ちょっとした坂になっている

東の空に雲の切れ間が見え、そこがほんの少し赤く染まった

土師ノ里駅。ホームの西の端でスタンバイしているとき、電車が行き過ぎたあとスマホで撮影した。わずかな時間の朝焼けを電車と絡められなかったのは残念だ