行きの電車だけでも

先日、雪の伊吹山へ向かう電車から見た光景

先日、雪の伊吹山と列車の絡みを撮りに行った際、JR東海道本線の電車に乗った。

雪とは無縁の大阪を出て、京都を経由して滋賀に入った。

「雪はどうなっているんだ」と、そわそわしながら車窓から外を見続けた。

やがて雪が現れ、徐々に深くなっていった。

怪しげに曇った空も含め、行きの電車だけでもかなり楽しい旅だった。

スタートはJR大阪駅。午前5時55分発の快速の電車に乗った。快速の始発電車だ

京都はうっすらと雪化粧しているんじゃないかと思っていたが、大阪と状況は同じだった。写真は夜明け前の鴨川

滋賀県に入り、雪をまとった比叡山が見えてきた。それでも平地に雪はなかった

東の空の底に雲の切れ間があり、そこが明るくなった

琵琶湖の西に連なる山が見えてきた。雪をいただいた峰々が美しかった。しかし、線路の周辺にはなかなか雪が現れなかった

近江八幡駅を過ぎたあたりから、雪が見え始めた

宇會川という小さな川を渡った。周辺は真っ白だった

米原駅に到着。屋根のないホームと線路の周辺が白く染まっていた

米原駅で大垣行きの普通電車に乗り換えた

目的地である近江長岡駅に到着し、電車を見送った

雪で白く染まったホームの向こうに伊吹山が見えていた。山を仰ぎ見て、「さあこれからだ」と気合を入れた